2011年2月23日水曜日

日本人学生は海外大学で通用する

2/14に試験が終了した私。2/21に新学期が開始です。
とにもかくにもETHでの第2セメスターが始まりました。

そして本日ようやく第1セメスターの成績が出揃いました。

結論から言うと
履修10科目中1科目パスできなかったものの、
その他は平均して「B」に及ばないかな、という成績でした。
決して誇れる成績ではありません。
ただでも落とした一つの教科は学科の多くが落としていることを考えれば
決してひどいというわけではありません。

一方で学部時代に通っていた早稲田大学での成績は
平均して「A」に満たないものでした。
(成績評価をA+、A、B、Cの4段階評価として換算)

参考までにQS World University Rankings 2010では
ETHは18位、早稲田大学は182位
(出典:http://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2010
18位というと中途半端かもしれませんが、
英語が母国語の大学以外ではトップのランクです。
もちろん欧州大陸ではトップのランクです。
このランクなるものは単なる一尺度にしかすぎません。
別のランキングでは異なる順位であることも事実です。
ただ、人はこの尺度をもとに色々物事を決めていることも間違いありません。

私は、自身が大学院の海外進学を決める際に、
様々な海外大学進学者、卒業生に会う機会がありましたが、
総じて感じたのは「優秀だから海外へ」という印象でした。
でも、海外に行く理由に「優秀」であることが必要条件なのか。
私はそうでないと信じてここへ来ました。
むしろ「優秀」に「なるために」ここへ来ました。

話が発散してきましたが、何が言いたいかというと、
日本の有名大学の学生の多くは
海外のトップ校で十分にやれるだけの実力を持っている
ということです。
ランクでは両大学はかなり離れた評価をされていますが、
結局はただの尺度に過ぎないということです。

早稲田大学で特別できるわけではなかった私が
欧州大陸トップの評価を受けるETHで
正規の学生としてそれなりにやっていけている。
決していいパフォーマンスではないことは事実ですが、
それでも揉まれながらなんとかやっていけるのです。

こちらに来て強く感じるのは
日本人は総じて教養がある、ということです。

その一方で感じるのが
日本人のエリート層はもっと頑張らないといけない
ということです。

何を頑張るか、というと
海外のエリートと議論できるように、張り合えるようにすること
ここに尽きると感じてます。

そのためにはそのような環境に出て行く必要がある。
だからこその海外留学なのです。

そして、ほんの一握りの人間だけの話ではないのです。
日本における知名度のある大学に通える学生の多くがやらないといけない、
そして、できることなのです。

だから最後にもう一度。
日本人学生は海外大学へ出て行こう。

2011年2月18日金曜日

カウチサーフィングとやら

初体験のカウチサーフィング。
総じて良かったという感覚です。
文字通りカウチで二泊。
日中はホストによる市内案内。
短期間でその街、人を知るいい機会だという印象です。

また、そのホストは他の人たちも泊めたことがあるようで、
昨日はその以前泊めていたいうドイツ人の女の子二人と談笑。
こういった繋がりも一つの魅力のようです。

しかしやはり他人の、しかも異文化の家に泊まるというのは
精神面においてなかなかチャレンジングでした。
男二人暮らしの家だということもあるとは思いますし、
もちろん人に拠るとは思いますが、
印象としてはだいぶ散らかっていたといわざるを得ません。

その他様々な点において衛生的にどうなの・・?
というのはありましたが、
きっと日本人がキレイ好きすぎ
というのが大きいかなということを感じた2泊でした。

ちなみに滞在先はリヨン。
街並みはかなり美しく、
旧市街は歩いているだけでいい気分でした。
ただ場所を間違えると妙な空気である場所が多い
というのもまた事実でした。
んーアンモニア臭・・・という具合に。

ちなみにこのリヨンは
「星の王子様」の作者がいた場所(?)のようで



リヨンの有名人としてこのビルに描かれていました。


そして美食の街に相応しい料理も満喫。
残念なのは魚にあたってしまったことです。



と、まぁ初体験のカウチサーフィング、
リヨンを満喫したわけです。
次回はイースターを目安に東欧の方まで足を伸ばせたらなぁ
そんなことを思うバーゼル行きの列車内でした。

2011年2月15日火曜日

第1セメスター修了

ようやく1学期目が修了。
9月の末から始まって、今日まで長かったー。
けど早かったなー。
そんな気分です。

授業自体はクリスマスイブの午前中で終了。
なぜかここチューリッヒは午後だけ祝日
という祝日が結構あるみたいです。
そしてそのあとは何かというと、ETH名物「地獄のテスト期間」。

最近知ったんですが、この大学のような試験日程をとってるのは
スイスでもうちだけらしく、他の欧州大学とも様子が違うよう。
その証拠にエラズムスという
欧州内留学プログラムで来ている学生の多くは
新学期が母校で始まるため、試験期間の最後までいないとのこと。
エラズムスのために別枠で試験を設ける教科もありました。

とにかく、この地獄の試験期間は何かというと、
端的にいうと試験期間が2ヶ月あるということです。
具体的には12月中旬から2月中旬。
「授業内試験」という名称で設けられる試験が12月中旬から1月中旬、
「学期末試験」という名称で設けられる試験が1月中旬から2月中旬、
これは人によって異なるのですが、授業内試験のみの学生もいれば
早めの授業内試験と遅めの学期末試験もおり、
コンスタントにずっと試験がある学生もいます。
僕はコンスタントでしたw

よって12月中旬から今日まで、
(クリスマスに訪問したイタリアの10日間は130分程度でしたが)
2ヶ月間ずっと試験勉強です。もうほんとだけです。
外には出ず、息抜きはネットです。
まぁネット絡みの時間の浪費はかなりあったとは思いますが。。w

結果はまだでていない教科が大半のため
なんとも安心はできないのですが、
とにかく終わったんです。
終わったもんはもう終わったんです。
何教科は結構不安なんですが、でもまぁ結果がでてから悩むとします。

そして試験終了後2時間後に電車でバルセロナへ移動。
11時間の旅の途中でこれを書いてます。
もうずっと部屋にいたのでなんとしても出たい、
その思いだけで出発です。

飛行機での旅も考えましたが、まぁ環境学んでるのに
自分がガンガンemission出してどうするって話もありつつ
電車移動ですw
本当は景色が変わっていくのが見たくて電車を選択。
ただ思いの外景色が変わらず本に熱中。
そして飽きた頃にはもう真っ暗で今ですw

話はそれましたが、この試験期間で一番実感したのは
「目標(target)の設定の重要さ」
「メンタルコントロールの難しさ」
です。

一点目については、学部時代の教科は工学がメインで、
しかも演習ベースだったので
比較的目標がはっきりしていたので
それを目指すだけでよかったんです。
でも今やってる教科の多くは演習ベースではなく、
概念の把握とその実践で、
それをどのレベルまでどう把握すべきなのかが掴めず
かなり苦労しました。
自分の思考レベルや、学術的なアウトプットがかなり至らない
というところは置いておいても、
その点がはっきりしないうちには二進も三進もいかないな、
ということを実感した次第です。

そして2点目についてはこれに関連して、
どうしても2度ほど通してしまうと
「わかった気でいてしまう」という悪い癖が
なかなかうまく扱えませんでした。
これに限らず自分の精神状態で
かなりインプットもアウトプットのパフォーマンスが
変わることを実感しておりそれをいかに処理していくか、
というのが来学期の課題と言えそうです。

来学期までにリフレッシュをして
今後についての検討もしつつ備えたいと思いながら
TGVに揺られるジュン・コーノでした。