2011年8月3日水曜日

海外院進学で得るモノ

私は日本の院へ進学したわけでもないですし、
自分のいる環境エネルギーに関するフィールドについての
狭いエリアで実感していることがベースなのですが
日本の大学院に修士で進学することによって得られるものと
海外の大学院にマスターで進学することによって得られるものは
基本的に違うと感じています。

海外の大学院、少なくとも欧州の大学院の多くは
多数の講義の受講が義務づけられています。
講義数ということでなく、割く時間数が多く取られています。
その中で自主的にプロジェクトに参加したり
パートタイムでインターンをしている人もいます。
言ってみれば日本の学部で経験するようなスタイルの延長。

一方、日本の私の所属していた研究室の修士の学生は
研究をメインに少数の授業を履修する形態でした。
4年時を含めて3年がかりでの研究も少なくない
そんなスタイル。

マスターでの内容がこれだけ違う日本と海外。
必然的に得るものが変わってくると思うのです。
私は、日本で修士を取る方がスキルが身に付き
海外でマスターを取る方が能力が高まる
そう思うのです。

尊敬するスタンフォードのPhDの方が以前
「日本の学生はすぐにラボで使い物になると見られてる」
とおっしゃっていたことがありました。
このことが日本で学ぶことによって付くスキルが大きいことを
ある種裏付けている部分があると思います。

逆に海外でのマスターでは引き続き「学び」というスタンスを取る点や
特に欧州は地理的な利点を活かした様々な国からの学生が参加する
サマースクール等々が行われているため、
手を動かしたり何かを成したりすること以上に
何を考えるか、という点に重きがあるように感じています。

もちろん、双方で逆のことが得られることも大いにあると思います。
日本で研究活動をすることによって知識が深まることは多々あり
海外で様々な活動に参加することによってスキルが付くこともあります。
しかし、構成上得られやすいものが異なるように思っています。

ですから、
スキルアップで日本
ポテンシャルアップで海外
そういう目的での選択があっても良いように思うのです。

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