2015年8月31日月曜日

知らなかったフランクフルト

この夏、20℃前後のスウェーデンで過ごしていた中、
久々の34℃の夏日でぐったりしております。
ジュン・コーノでございます。
フィリピンで生活していた時ぶりに冷水シャワーを堪能した次第です。

一週間のフランクフルト生活の中、
街に関する様々な情報を得て思ったのが、
まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ、と。
月並みですが。

例えば歴史。
レーマー広場では神聖ローマ帝国の皇帝から証書を得ていた商人たちが商売をしていたそうで。
というのも、フランクフルトは商人の街として栄えていたそうですが、
その移動などに伴って犯罪に遭うことも少なかったそうで。
そうした事態に対応すべく、皇帝直々の証書をもって
商人たちへの保険のようなシステムを与えていたそうな。

また、大聖堂の中には戦火を逃れた15世紀前半の木彫りのマリアの像があったり。
レーマー広場からマイン川に抜ける道に建っているレストランの入ってる建物は
60%もの街の建物が焼かれた第二次世界大戦の中、残ったものだったり。
その向かいの建物にはフランクフルトを建立した人物と
その人物をフランクフルトに導いたとされる鹿が描かれてたり。

フランクフルトはヘーフェヴァイツェンとアプフェルヴァインだけの街ではなかった様子。

珍しいロゼのアプフェルヴァイン

今回のサマースクールでは政策提言がテーマなので、
フランクフルトの経済の活性化と環境政策に携わる情報を与えられることが多く、
その一つの事例としてHöchstなるインダストリアルパークを取り上げられていて
なかなかに興味深いのです。

フランクフルトの産業といえば金融。
なので、このようなインダストリアルパークがあることがまず驚きで。

そしてこのHöchstなる西フランクフルトのエリアには、
戦火を逃れた昔ながらの建物が結構残っているようで
かなり素敵なパブやらレストランがあまり数は多くないもののあって。
エリアそのものもあまり大きくない地域ではあるので
今回このイベントに参加してなければ絶対に来ないエリアでした。
実際、7年前からフランクフルトを知っているのに、
一回も聞いたことすらないエリアでした。

そんなエリアにこのインダストリアルパークが産声を上げたのが1853年だそうで。
化学・医薬の分野を中心に徐々に面積を拡大していきながら
2015年現在で代々木公園の11倍の面積を誇る敷地で、
ドイツの年間のエネルギー消費量の1%を占める活動が行われてるようです。

1%というとすごく少ないように見えるかもしれませんが、
単純計算で80万人相当のドイツ人の年間エネルギー消費量を
2万人が働く施設が消費していることになるのです。

なかなかに驚きの数字であったわけです。



そんなこんなで2008年以来知っているフランクフルトを
より深く知れる充実のステイなのでした。
残りの数日、ドイツで一番のラーメン(個人ランキング)を食べて
肌寒いスウェーデンに備えようと思っております。

リューデスハイムになぜかいたスイスホルン演奏団

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